2008年7月27日日曜日

3 という数字の魔力

ども。たです。

『3 という数字の魔力』
こう書くと、世界のアノ人が出てきそうですが、
そういう話じゃなくて、結構真面目な話。

最近は、あまりプレゼンをする機会はないので、
そんなに意識をしなくなっちゃいましたが、
プレゼンの構成を考える上で、大事な数字が
『3』なんです。

例えば、自分の研究の利点にしても、工夫した点に
しても、大項目として 3 点考えて、その 3 点それぞれに
1 枚スライドをおこして、それぞれのポイントなり、
旧構成との比較など、それぞれを中項目として、
3 点くらいずつ挙げて行く、、、という構成が
個人的にはプレゼンの王道だと思っています。

で、それに関して、研究室の人と話をした事が
あったんですが、その人が言うには、
「3 という数字を出すことが重要で、内容そのもの
 が 3 つである必要はない。」とのこと。

何でも、人間って、『3』っていう数字に反応しちゃう
みたいです。『2』だと少ないし、『4』とか、『5』だと
多い。『3』だと、説明のボリュームとしても十分だし、
ちょっと聞いてみようか、、、なんて気分になるんだとか。

で、そういう気にさせちゃえば、もうこっちのもんで、
後は説明が 2 つしかなかろうと、ちょっと多くて
4 つ説明しちゃおうと、そう大した問題じゃないみたい。

要は、4 ≠ 3 + 1 、2 ≠ 3 - 1 、さらには、5 ≠ 3 + 1 + 1 ってこと。
算数的な計算ではイコールなこれらの計算が、
そこに人間の心理が介入するとイコールじゃなくなる
って面白い話。

「 3 つって言うから、真剣に聞いてたけど、何かもう 1 個
説明してるぞw ま、でも後 1 個くらいなら、聞いてやるか。。。」
って感じかなw

ただ、こういう小技を使って、聞く気にさせても、
難しい話をし続けたんじゃ無意味なんで、根本的な話だけど、
結局重要なのは、いかに理路整然と、分かりやすく説明するか
なんですけど。。。 ^^;

自分は基本的に説明するストーリを考えながら
資料を作るんで、たま~に、説明を聞く相手のレベルも
考えずに、資料を作って、説明のストーリはまだです
なんて聞くと、『Σ( ̄□ ̄;)!!』ってなりますw

ま、たまに説明日と資料作成日が離れすぎていて、
「アレ、このスライドどういうテンションで作ったんだっけ?」
みたいなこともありましたがwww

『3 という数字の魔力』とか言いながら、
一点突破という強引さw
こういう人間心理に働くテクニックもあるんだなーと思って
頂ければ幸いでつ (・ω・)

そんなこんなで。
では。

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