2008年9月24日水曜日

続・分解

ども。たです。

昨日に続き分解報告の続きっす。
今回は、古いケータイだよん。

「W21CAII」って機種が今回のターゲット。
もうね、ここまで来ると何が何だか、全くもってわからない。
分かるのは、カメラとか MiniSD スロットのような、
外部から接触できるデバイスのみ orz

ただ、さすが日本が誇る精密機器だね。
基板がもの凄い。多分シールド目的だと思うけど、
GND がシステムごとに切られている。
ま、どんな感じかは見てもらった方が早いかな。

ってワケで早速。















まずは、ネジを外して、外装をはがしたところ。
カメラのレンズや MiniSD スロット、その下には、
金属で遮蔽されているところとかから考えて、
通信系の心臓部って感じがするかな。

遮蔽の理由は、この素子が電波に敏感だから、
というよりは、他に自分の出す電波を拾わせない
ように、という効果を狙っている希ガスw
#違うかなぁ。。。

で、次が、そのカメラ用の別基板と、遮蔽用の金属板
を外した絵。















カメラの下には、これと言って何もない。
ひとえに他のチップとノイズを共有したくないから、
こういう作りになっているのかな?
CCD にしても、CMOS にしても、センサって
かなり微弱な信号を受けるから、それが、ノイズに
まみれるのが嫌なんだろうな。きっと。

そして、次が、その裏っ側の基板。















最初に言ってた、シールドと思われる GND がこれ。
そうとう細かく切られているなー、と。
はっきり言って、どれがどれかはわからないけど、
右下の部分は電源用の受動素子じゃないかな。

んで、次が、ディスプレイの裏っ側の基板。















下から信号が伝達されるフレキケーブル以外は、
特に何もない。液晶と、通話用のスピーカーが
あるくらい。

最後に、全パーツの様子を。。。















こんな感じで、ひんむいては、エタノールで掃除って感じで
作業を進めても、所要時間はだいたい 1 ~ 2 時間くらい。

ちなみに、調子に乗って、液晶の部分までエタノールで
磨いちゃった所、元に戻った携帯のディスプレイには、
暗くなるとやけに目立つ水玉模様ができてしまいますた orz

次からは気をつけなきゃ。。。

そんなこんなで。
では。

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