2008年6月12日木曜日

リチウムイオン電池

ども。たです。

本日 18 時より、会社にて重要な回路レビューがあり、
それが終わったのが 23 時過ぎ。
なんで、家に着いた時には、すでに日付越えしとりました orz

今月は残業時間 1 段階拡張しているものの、このペースで
行くと明らかに、また月末に調整が入りそうなので、
明日、明後日と隙見て早めに帰ろうと画策中w

まぁ、そんなことはどうでも良いとして、本日のタイトルについて。

『携帯電話の電池は使い切ってから充電した方が良い。』
これは真か偽か、どちらかご存じでしょうか?


一般的に二次電池と呼ばれる充電池は、使いきらずに充電を
繰り返すと、そのうちいつも使われない領域は使えなくなってしまい
電池としての容量が減ってしまうと言われており、これをメモリー効果
と言うみたいです。

って、こういう論理展開になると、もう結論はお分かりでしょうが、
リチウムイオン電池に関しては、このメモリー効果というものが
ほとんど見られないようです。
#つまり、先ほどの問の答えは "偽" だってことです。

と、ここまではちょっと詳しい人なら知っている人もいると思います、、、が、
リチウムイオン電池には、もっといろいろ知っていて損はないことが
多そうです。

というのも、自分もリチウムイオン電池には、メモリー効果はなく、
携帯電話などは、こまめに充電しても構わないということは
知っているつもりでしたが、完全にないということではなさそうだと
思っていて、今まではやはり電池を使いきってから充電という
ようにしていたのですが、ことリチウムイオン電池に関しては、
こういう使い方は百害あって一利なし、という感じみたい。

そもそも、リチウムイオン電池は、だいたい 500 回くらいしか
繰り返し使えないということみたいなんですが、これは、
使い切ってから、MAX までの充電をした場合の回数を
表すようで、家に帰ったら、とりあえず充電器に置くというような
充電は回数に含まないみたい。

こまめな充電を心掛けている限りはこの 500 回というカウントは
減っていかないのですが、使いきってから充電、とする度に
500 -> 499 というようにカウントダウンがされていくとか。


また、リチウムイオン電池は、電池残量が満タンに近い状態
で使う方が、電池にとって負荷が大きいらしく、ベストな状態は
電池残量が 2 メモリ目位のところとのこと。

なので、こまめに充電するのが良いとは言いつつも、
満タンになったら、充電器からは外した方が電池の寿命は
長くなるみたいです。

ちなみに、携帯電話のように、待ち受け状態においても
常に電池を食うような製品においては関係ありませんが、
ノート PC のように、電源 OFF 時はほとんど電気を使わない
ようなものにおいては、多少手間でも AC 電源が取れる
場合は、電池を外して使用した方が良いみたいです。

電池つけっぱだと、使用中は常に充電されているので、
電源を OFF っても電池は満タン状態のままとなり、
それはリチウムイオン電池にとっては最も負荷がかかっている
状態となっちゃうからです。

また、リチウム電池の保存に関しても、注意点があり、
まずは、満タンの状態で保存しないこと。これは、
先ほどから何度も言っている通り、この電池にとって、
満タン状態が一番負荷のかかる状態だから。
で、もう一つは、カラッポでも保存しちゃダメみたいです。
カラッポの状態で長期間経つと、今度は充電自体が
出来なくなっちゃうみたい。
#どちらもそうしちゃいけない物理的な理由は知りません。。。

なので、ベストな保存条件は、やっぱり携帯電話で言うと
電池のメモリが 2 つくらいの中途半端な状態ってのが
一番みたい。
で、こういうルールを守りながらも、半年に一度は充電をし、
ちゃんと半分くらいになるように放電してからまた保存する
ってのがセオリーなんだとか。。。

以上が、本日学んだリチウムイオン電池使用方法講座w

本日、たまたま気になって、簡単に調べただけなんですが、
とても勉強になりました。
自分は、この電池の扱いをかなり間違えていたようです。

そんなこんなで。
では。

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