ども。たです。
ついにやりましたね。
菅政権。満を持しての為替介入。
昨日あれだけボロクソに書いたけど、
ちょっと見直したw
ちなみに、自分が為替介入に気付いたのは、
今朝の 10 時 40 分頃。
昨日書いた通り、トヨタあたりの株をどこで
仕込むか考えていて、2,900 円を割り、
そろそろかなー、なんて思っていたら、
突如、急激に値上がりしたため。
「あ、これは、為替介入したな。。。」と。
個人的には、70 円台を狙いそうになるか、
そうでなくても、少なくとも組閣後だろう、
と思っていただけに、かなりびっくり。
きっとマーケットも同じことを思っていたのだろう。
その後の円の投げ売りはすごかった。
結果、最終的には 82 円を狙うようなレベルから、
85 円台まで回復。
うはっ。
やりゃ出来るじゃんか。
とりあえず、急激な円安に便乗してトヨタで
100 円抜きに成功。
儲け的には 3% 程度だが、約 2 ヶ月分の
利率と考えれば、十分破格な方だろう。
ちなみに今回の為替介入で評価すべき点は、
特効薬としての円売りドル買いだけではない。
それは、日銀が非不胎化を決めている点である。
非不胎化の前に、為替介入への仕方を説明しておくと、
為替介入ってのは、政府が金融機関からお金を集め、
そのお金でもって日銀にドルを買うよう指示する。
政府からドル買いを命ぜられた日銀は、
他の銀行にそのお金を渡してドルを買ってもらう。
その結果、ドルは当然政府の金庫に入るが、
円は、各銀行に残ることになる。
そのお金がそのまま市場に残ると、円の価値が
下がるんで、普通は、市場に出回ったお金を
日銀が回収に走る。
これを不胎化と言い、その逆に、市場にあふれた
お金を回収しないことを非不胎化という。
#不胎化しないから非不胎化ねw
#俗に言う二重否定ってやつかwww
ちなみに、今日の為替介入が 1.5 兆円程度
という話なので、市場に 1.5 兆円分の日本円が
増えたことになる。
その効果からも円が市場に溢れ、安くなるので、
さらに円安を助長できるだろうというのが
政府や日銀の戦略なのだと思われる。
で、今も政府はロンドンやニューヨークの為替市場で
介入を続けているらしく、このレベルの介入を数回
繰り返せる規模と考えると、政府としては、
10 兆円程度の為替介入資金を用意しているものと
考えられる。
要するに、最終的に、1,000 億ドル程度が
市場から消え、10 兆円規模のお金が市場に
吐き出されることになる。
結果としてドルが減り、円が増えるため、
為替介入にプラスアルファの効果も
期待できるのだ。
まー、今回の決断は今回の決断で
十分評価するが、願わくば、それこそ
総理大臣として就任直後にやってもらいたかった。
#そうすりゃ、もうちょっと状況は良くなってたと
#思うんだよな。
とにかく、口先だけでなく、実際に介入し、
その規模が数兆円規模ってだけで今は十分。
トレンドはまだ円高だから、あまり大した効果は
ないという見方もあるようだが、それでも、
何もせず指を咥えているよりは全然良い。
介入規模を明らかにしていないことと、
実際に介入したという事実が以後
ボディーブローのように効いてくるのだよ。
投資家の心理なんてそんなもんさ。
80% 儲けられる自信があっても、
20% も損する可能性があるなら、
思い切った勝負はできない。
#少なくとも自分は ^^;
明日以降の為替、株価動向にさらなる注目
が必要ですw
そんなこんなで。
では。
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