2008年8月11日月曜日

Time Travel は可能か !!!

ども。たです。

ちょっとブラックホール系の話を飛ばして、この話を
扱いたいと思います。

この辺は、理論的というよりも、ちょっと哲学的
なので、理解するのにあまり前提知識も必要
ないかな、って。

まずは、個人的な結論を述べてしまうと、
過去に行けるタイムマシンってのは開発不可能
だと思います。

というのも、現在に、未来人がいないから、、、
というのがその理由。
何十年、何百年、何千年先にタイムマシンが
開発されようとも、今という時代にそれを使って
タイムトラベルに来ている人がいないってのは、
タイムマシンの存在を否定するのに十分な
理由だと個人的には思っています。

ま、あとはメジャー所として、過去へ行けるタイムマシン
を否定するのに、『親殺しのパラドックス』ってのが
ありますね。

例えば、ある人物が、過去へ行ったとして、
その人物が、自分の親をそこで殺してしまったとします。
その場合、親がいないので、その人物は生まれない
ことになるのですが、そうなると、結局親を殺すことも
できない、という話です。

ちょっと考えただけでわかるこんな矛盾を物理法則で
成り立っている世界が許すわけないってそんな論理です。

ま、そのパラドックスを説明する手段として、
世界には無数にパラレルワールドがあるなんて
解釈もあるみたいですが、あまり現実的ではないかな。

ちなみに、逆に未来旅行は可能だと信じています。
まぁ、不可逆な旅行だけどねw
#未来に行ったまんま戻って来れないってことねw

ってか、未来旅行は今でもできているんだけどね。
相対性理論によると、運動している系にいる物体は、
静止系にいる物体に比べて時間の経つ速度が遅い
となります。

極限的には、物体の速度が光速になったとき、
その系にいる物体には時間が止まったように見え、
その系にいる限り、その物体は年をとらなくなります。

こうすれば、その系にいる人物は年をとらず、
静止系にいる人物だけが年をとるという、ある意味
時間旅行が可能となるわけです。
#浦島太郎みたいな状態ね。

で、これってのは、別に運動している系が、光速なんて
速さである必要はなく、少しでもスピードを持っていれば、
それだけでもはや静止系にいる人物とは、時の感覚が
違うワケです。
#すんげー微妙な差だけどw

具体的には、新幹線という運動系の上にいる人物を
考えます。この人は、運動系にいるので、静止系、つまり
新幹線に乗らず、普通に地上に止まっている人物に
比べてちょっと時間の過ぎ方が遅いというわけです。

東京から大阪までの移動で、何億分の一秒か、
何万分の一秒くらい得しているって話ですw
#それだけ! Σ( ̄□ ̄;)!!

ここまで書くと鋭い人はわかるでしょうか?
地球だって、公転や自転をしている以上、運動系だということを。
円運動を考えるに、角速度を ω とすると、中心から r 離れた地点に
おける、速度 v は v = rω で与えられ、これはつまり、r が大きい程
速度 v は大きいことを意味しています。

つまり、地球上においては、海抜 0m のところにいるよりも、
高地にいる方が、時間の過ぎ方は遅いってことになります。
#高地の方が r が大きいので。

ま、とは言っても、ある程度の高地で数十年ほど過ごして、
やっと平地の人と比べて 1 秒差ができるかどうか程度らしいですが。。。

これをもっと速い乗り物を生み出して、やっていけば、
とても遠い未来でしょうが、数年単位の未来旅行は可能なのでは
ないかと個人的には思うわけです。
#何度も言うけど、不可逆ですがw
#それなら、冷凍保存とかの方が現実的かなぁw

あ、ちなみに、過去へのタイムトラベルに関しては、もう 1 つ
面白い話があって、過去への旅行が可能だったとしても、
未来人が過去へ干渉することにより、結局は、タイムマシン
など開発されない未来へ落ち着くのではないか、なんて話も
ありました。

つまり、こういうことだと考えます。
タイムマシン程の技術になれば、たくさんの技術者が
様々な形で関わっていると考えられます。未来人の干渉によって
その中の数人が殺される、ないしは、直接その人物を殺さずとも、
その先祖が殺されるとか、殺されないまでも配偶者を変えられる
だけで、タイムマシンは完成しない。
そういうことかと。。。

この辺は、結構哲学を感じる話なので、自分的には結構好きですw

そんなこんなで。
では。

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