2009年9月22日火曜日

ゲームから経済を考えるw

ども。たです。

「ゲームから経済を考える。」

多少ものものしいタイトルですが、実態は、
昨日ネットサーフィン中に見つけてしまったネ申スレ
『DQ の宿屋って 1 泊 8G とかで良く経営成り立ってるな。』
についてっすw

見た瞬間思ったね。
『た~しかに!』ってw
特に、最初の街なんて、1 人 2G で、4 人でやっと 8G っすよ。
薬草と同じ値段。
しかも、規模的にほとんどの宿屋が 1 部屋か 2 部屋
くらいしかなく、薄利多売的な商売形態でもない模様。

これは考えてみると意外と面白い。
シリーズ作品のひとつドラクエ 4 では、手作り弁当を
売ることができ、その値段が確か 7G とかだった気が
しているので、そこから考えるに、1G = 100JPY と
いったところだと思う。

つまり、初期の町では宿代 1 人につき 200 円で、
4 人泊まっても、なんと 800 円ポッキリ。
すげーぼったくりな雰囲気満開w
つか、素泊まりにしても安すぐるwww

だって、薬草と同じ値段で、全員の HP、MP が全回なんすよ?

ちなみに、これに関しては、いろいろと意見があり、
そもそもこの世界の薬草は、使った瞬間に
効力を発揮し、HP が回復するってところから考えて、、、
『かなりハイテクな代物なので、宿代と同等でも納得がいく。』
とか、
『そもそも、どんな瀕死状態でも一晩で回復しちゃうなんて、
 宿屋だって相当ハイテクな機械を導入しているはずだ!』
とか、
『いや、あのザコ寝感満載な感じで、それはねーべ。
 逆に考えるんだ。奴らの瀕死とは、一晩で回復しちゃうくらい
 大したことのないレベルなんだと。』
とかとか、大激論w

いやいや、一晩で全回しちゃうメカニズムはともかく、
実際この辺の話ってのは、考えてみると結構面白いんですよね。

そもそも宿屋は、ストーリが進むにつれて 100G 超え
のところもあったりで、全国一律ではない。
まー、そんなのは、周りの敵も強くなっていて
需要が多いから多少高くても客が入ると、
個人的には思っていたのですが、人によっては、
需要が多いからこそ、色々な人が宿屋を始めたりして、
結局価格競争の結果、安くなるはずだ!
という意見の人も。

これはこれで確かに納得のいく話。
ただ、これにはさらに反論があって、
宿屋がご飯も出していると考えると、
終盤の方の町では、相当強いボディーガードを
雇う必要があり、そういう必要経費が宿代にも
反映されているんだとか。

ふ~ん。
なら、なぜ道具屋は全国一律の料金で
展開できているのだろうか?
なぞは増えるばかりだw
#敵が強いんだから、輸送費がバカみたいに
#かかるはずなのに。。。

いや、ゲームの世界の出来事だから、、、
と片付けるのは簡単なのだが、こういう無駄で
模範解答というものが存在しない命題こそ
自分の中で論理的な答えを導き出すことで
ロジカルシンキングというものは磨かれると
思っていたりいなかったりなので、
面白い命題を見つけると、ついつい
頭の片隅で考えちゃうんですよねw
#これもちょっとした職業病だwww

ちなみに、自分としての今現在の結論はこう。
この世界の宿屋は全て同じ経営者の下で経営されているか、
コンビニのようにフランチャイズ店で、とにかく全てを
まとめている大きな組織が裏にある。
その上で、旅立ちの町の方では、初心者価格として、
相場よりも安い値段で客を受け入れ、
最後の方には冒険にも慣れ、お金の稼ぎ方も知っている
冒険者しかたどり着けないと考え、相場以上の値段で
客に我慢してもらう。その上で、最終的に宿屋を統合する
組織がどの宿屋も損をしないように調整している。

また、この世界には独占禁止法のような法律もなく、
この宿屋協会とも呼ぶべき組織は、自分のフランチャイズ店
以外の宿屋が町にできると徹底的に潰しにかかるため、
ここに先に意見があったような競争原理は働かない。

と、こんな感じかな。
つまり、初心者には優しく、熟練者は、自分も通った道だと
初心者のために多少宿で多めに勘定を払う。
こういう冒険者間の支え合いの精神で成り立っているのが、
この世界の宿屋という組織なのではなかろうか、、、と。

なので、冒険熟練者は、多少値段が高くとも
ちゃんと自分の実力にあった町の宿屋に泊りましょうw
#ルーラで宿代が安いとこに避難したり、
#自宅を利用したりとかしないでサw

ちなみに、熟練冒険者にとっては、薬草なんて
もう無用の長物であるため、道具屋にそういうシステムはないw

いやはや、ドラクエの世界も奥が深いw

そんなこんなで。
では。

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