2009年3月30日月曜日

初心者のための株式投資講座②

ども。たです。

春の気配を感じてか、がぜん元気になりつつある
我が家の植物たち。
新芽が芽吹いて来とります。

そういったわけで、先日の続きです。

証券会社へ口座の申し込み用紙を送付したら、
1 ~ 2 週間で口座が作成され、その通知が来ます。
そうすれば、そこから取引きが可能となります。

そこからは、自分がどういう目的でお金を投資するのかを
考えないといけません。

とりあえず、5 年~ 10 年単位で定期預金を組んだ位の
気持ちで資金を寝かせられる人は、かなり簡単で、
まぁ、おおよそ絶対につぶれないであろう大手の株を買う
ことをお勧めします。
例えば、「トヨタ自動車」とか、「ソニー」、「パナソニック」のような。

ポイントは輸出企業を選ぶことです。
というのも、昨年夏頃からの急激な円高により、
株価は下落前高値の半額以下になっており、
破たんさえしなければ、そこまで株価は戻す
と考えられるためである。

問題は、株価が戻るのにどれだけかかるか。
早ければ、来年だし、まだまだ引っ張るとなれば、
やはり 10 年くらいかかる可能性もある。
ただ、10 年ものの国債などを買うくらいなら、
こういった株式で運用すべきだと思う。
#上手くいけば倍だからね。

ちなみに、そういった絶対安心的な企業が上記 3 社
程度しかないか、、、というとそういうことでもない。
探せばいくらだってあると思う。
ただ、今思いついたのがそれくらいってだけw
これに関しては、CDS の値が参考になります。
とにかく CDS の値が小さくて、株価が下落しまくっている
ところを選べば良い。

CDS の目安としては、200 以上が要注意で、400 以上が
倒産水準とか。
まー、今となっては、5000 超えしてても倒産してなかったりで、
水準としては完全に意味をなくしているが、相対値としては、
まだまだ参考にできる。
『ここよりもこっちの方が安全。』といった感じで。

ちなみに、相対値としては、同じ業種同士で比べる必要がある。
というのも、どんなに CDS の値が大きくても、業界第 1 位の
会社ってのはしぶといからである。
例えば、3/27 日現在、日産自動車の CDS 値は 574.17 で、
その他金融のアコムは 681.25 となっているが、
値だけで比べて、アコムの方が危ないか?というとそうではない。
その業界での順位を考えると、断然日産の方が危ないと
なるのである。

自分の場合は、別に何年でも寝かせておける余剰資金で
やっているのだが、性格なのか、なぜか冒険株が好きなようだw

先にあげた安心できる株としては、「トヨタ自動車」に
最初の最初、ちょこっと手を出しただけである。
それ以降は、「日産自動車」と「アイフル」のみ。
どちらもそれぞれのセクタで最大の CDS 値を持つ株w

あ、なぜ他の銘柄に手を出さないのか不思議に思う人もいるでしょうか?
えっと、多分やってみれば分かると思いますが、
一度に複数の銘柄に手を出すのは、かなり難しいです。
というのも、チャートや、会社の IR、さらには、
ニュースに掲示板など、チェックすべき項目は
結構多く、これを複数こなすとなると消化不良を起こし、
思わぬところでパニックを起こしかねない。

得た情報を十分に自分の中で消化し、きちんと判断可能な数が
1 社か 2 社だと、今の自分では判断している。
#もうちょい年季を重ねて行ければ、5 社~ 10 社くらい
#行けるようになるかもしれないが。。。

まー、もっと言うと資金的な問題もあるんだけどね。
今の資金だと、大体 2 社が限界なのさw

後は、自分の中でちゃんとルールを決めておく必要がある。
メインポジションは、ロングか、ショートか。
何 % 騰がったら、いったん利益確定させるとか、
何 % 下がったら、損切りするとか。

銘柄選びと同じくらい重要ですコレ。

ちなみに、ポジションについてですが、
ロングとは、買いポジションのことであり、この場合、
安値で買って高値で売ることが重要。そして、ショートとは、
売りポジションのこと、要するに「空売り」することで、
この場合は、高値で売り、安値で買い戻すことにより
利益になります。

まぁ、安いと思えば買えばよく、高いと思うなら売れば良いのですが、
はっきり言って素人にショートポジションは勧められない。
というのも、ロングポジションなら、どんなに下がっても、
投資した資金が 0 になるだけで、それ以上のお金を失うことはないが、
ショートポジションの場合、理論的に上はどこまでも
値幅があるため、思わぬマイナスを被ることがあるためである。

売り方の踏み上げ相場ってのは、売り方が感じている
この恐怖感から演出されるものである。
ちなみに、自分の場合は信用口座を持っていないため、
もともとショートポジションは取りようがないw
#ま、可能だったとしても多分取らないね。怖いもん。

自分の投資ルールとしは、
・ポジションは、ロング
・投資対象は、1000 円以下の低位株、かつ
 低 PBR、低 PER 株
・利益確定のタイミングは 10% 程度を目安とするが、
 下落相場の場合は、そこまでいかなくても利確する
・基本的に損切りはしない
としている。

まぁ、ポジションの話は先に述べた通りであり、
利益確定の話にしても、「利食い千人力」という言葉も
あるところから、納得できるところだと思います。
また、低位株に投資ってのも、空売り時の利幅が少なく、
売り方さんから目をつけられにくいという意味では、
ひとつのテクニックとして認知されているのかな?

問題は、最後の『損切りはしない』という部分か。
一般的に、「損切りできない奴は株をするな!」なんて
言われちゃうくらい、損切りというのは重要な概念なのだが、
自分はそれをしないことにしている。

というのも、自分の場合、主に逆張り (下げ基調の時に買うこと)
を基本としているため、買ったときが底であるとは限らず、
仮に 10% 下落したら損切りなどと決めていたら、損切りだらけ
になる可能性があるためである。
もともと、チャートや自分の中での理論に基づき、
安いと思ったから買っているわけである。
それなら、自分のその感覚を信じ、自分の買値まで戻るのを
待つというわけである。

まー、これに関しては賛否両論だろうな。
というわけで、337 円で買っちゃったチワワ株も未だ
所持し続けているわけだが、それがあったから、
チワワ株のチャートや掲示板も常にチェックしていたし、
それによって、配当確定日前の壮絶な騰げ相場にも
参加できたと考えれば、やはり意味はあったと考える。

もし、337 円で買った際に、300 円で損切ると決めていたら、
そのときの損失額は、ある程度削れただろうが、そこで、
もう 2 度とこの株には手を出すまいと決めてしまっていたことだろう。

それに、買うのはいつも低位株と考えれば、
下がっても下値はたかが知れているのである。
一時のアイ○ルのように 1 万円もしていれば、
実績として 1 万円 -> 100 円のように、
100 分の 1 になることも有り得るわけだが、
100 円 -> 1 円となるのは、倒産した場合だけで、
会社がギブアップしない限り、まー、50 円程度で
踏みとどまると考えられるのである。

こんな感じで、とにかく自分の投資ルールを決め、
まずはどこかに投資してみる。
そこから、エキサイティングな日々は始まるのです。
尚、投資に関しては自己判断でw

長くなったんで、今日はこんなところで。

そんなこんなで。
では。

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