ども。たです。
本日 mixi でニュースを見ていたら、面白い記事を発見。
それが、「携帯電話のヘビーユーザは、ガンのリスクが高まる。」
というもの。
携帯電話の出始めた自分たちが高校生だった頃から
言われていたことだと思いますが、携帯電話が
爆発的に普及して早十数年、やっと人体実験の
結果が見え始めてきたというところか。
理数系で、ある程度高校の授業を真面目に受けていた
人なら習った記憶があると思いますが、電磁波には
『静電遮蔽』という現象があります。
電磁波の受信機と送信機の間に金属板があると、
金属板に電磁波が吸収されてしまって、電磁波が
受信機に届かないという現象です。
どういう現象か簡単に説明すると、カーラジオなどは
トンネルなどでは受信できませんよね?
これは、ラジオ電波の送信機 (東京タワーなど) と
受信機 (車のアンテナ) との間にトンネルの鉄骨
なんて金属体が入ったために起こる現象で、
情報伝達媒体が電波である以上、避けられない問題です。
しかし、カーラジオが受信不可能なトンネルにおいても
携帯電話は普通通じるし、下手したら地下にいても
携帯電話は使えます。
まぁ、もちろん携帯電話の周波数帯 (~GHz) と、
ラジオの周波数帯 (数 kHz ~ 数 MHz) という帯域の
違いが主要な理由であろうが、周波数が高い方が
減衰も激しく、それだけ携帯電話は高出力を余儀なくされている。
#確か、自分が高校生のころに、電子レンジと同等レベルの
#電磁波が出ているという話だった気がする。
まー、よーするに、携帯電話で通話しているときは、
耳元に電子レンジを置いているようなものだというのだ。
「いやいや、電子レンジレベルなら、問題ないんじゃないの?
電子レンジでガンがどーこーとか聞いたことないし。。。」
そう思えた人は、結構スルドイ人なのだと思うが、
良く考えてみて欲しい。通常電子レンジと我々との間は、
数メートル程度離れている。ちなみに、電磁波のエネルギーは、
距離の 2 乗に反比例するハズ (自分の記憶が確かならw) で、
そういう意味で、耳に接触させて使う携帯電話は最悪である。
また、電磁波をよく吸収するのは、『水』という話であり、
そういう意味でも、人体には水がわんさかあり、最悪なのだ。
で、今回の調査においても、携帯電話のヘビーユーザは、
脳腫瘍など 4 種のガンにかかるリスクが、携帯電話を
あまり使わない人と比べて、1.5 倍程度高いという結果が
出ており、やはり携帯電話の近くにある器官が異常を
きたしやすくなるということなのだろう。
ここまで読んでもまだ半信半疑なそこのあなた!
携帯電話で通話していてこんな経験はないだろうか。
『長電話をしていると、携帯電話をあてている方の耳が熱くなる。』
これだけでも、本来なら尋常ならざる危機意識を持つべきである。
しかしながら、みんな使っているし、それに、携帯使い過ぎで
ガンになったなんて人見たことないからー、なんてのが
一応の言い訳となっているのだろうが、携帯電話が普及して
まだ十数年しか経っておらず、はっきり言えば、まだ人体実験
の最中と言っても過言でない現在では、
『そういう患者がいない = 携帯電話は安全』
でないということを十分認識しておく必要があると思う。
ちなみに、その記事は、最後こう結ばれていた。
『「禁酒」や「禁煙」のように、近い将来「禁ケータイ」
なんて言葉ができているかもしれない。』
と。
いやー、携帯電話が普及し始めた頃にも同じような議論があって、
それ以降、本日までそういう議論を目にしてこなかったから、
実際運用してみたら、そういう心配って全部杞憂だったんじゃね?
的な結論になっているのかと思いきや、やっぱ危ねぇんじゃん!
って話みたい。
ま、ただ、どれだけ厳密に行われた実験かは分からんので、
この結果自身を鵜呑みにするのもどうか?という気がしないでもない。
そんな感じの水曜日w
ではでは。
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