2010年12月29日水曜日

覆水盆に返らず。

ども。たです。

民主のイチローが政倫審への出席をついに決意。
国会で政倫審への招致を議決する方向だとか、
出ないならば離党勧告だとか、外堀を埋め尽くされて
の決断だが、そこはさすが百戦錬磨の手練だけあって、
ただでは応じぬ様子。

政倫審出席に、
「自分が政倫審に出ることで、年明けからの予算審議
 を円滑にすすめること。」
という条件を付けてきた。

これは実質、「出ない」という発言に近く、
出たとしても、「仙石を道連れだ」という
決意表明であろう。
#野党は、既に仙石、馬淵の出る委員会における
#審議拒否を明らかにしているため。

実を言うと、本件に関しては、個人的に、
どうでも良いというスタンスである。
というのも、検察があれだけ権力を掛けて
調べても有罪に足る証拠がないと、
不起訴にしているという事実があるから。

捜査のプロ機関である検察ですら有罪の
実証ができないというのに、国会議員ごときに
何が出来るというのか?
それが個人的に甚だ疑問である。

そして、官政権発足当時から疑問だったのだが、
脱小沢と言いつつ、なぜ国会招致にだけは
消極的なのか?
その答えが今回見えた気がした。

要するに小沢一郎の国会招致を支持率回復の
切り札として取っておいたのだろう。
脱小沢の人事のみで騙しきれなくなってきたら、
国会招致でもして、名実ともに小沢を切ろう
という戦略だったのだろう。

個人的には、何もしてない割に今の 25% という
支持率は高すぎると思っているが、政権運営側
として気になる数字であるのも事実。
もはや脱小沢な人事だけでは国民を騙しきれないと、
内閣改造前に切り札を切ってきたのだろう。

まぁ、約 1 年もあったのに何もやらず、さらには、
総理大臣に仮免期間があると普通に思っている
輩には、あと何年あっても何もできぬであろうが、
ひとつアドバイスをするとすれば、
たいした決意もなしに、簡単に発言するのを
止めたほうが良いと思う。

「子ども手当満額支給」しかり、「TPP」しかり、
「消費税」しかり、発言後徐々にトーンダウンしていく
その姿は、最終的に賛成派、反対派双方から
総スカンをくらう結果が待っていることに
そろそろ気付いた方が良い。

自ら「有言実行内閣」と言っている割には、
その意味を理解していないのか、
「有言」を実行した実例はあまりに少ない。

国会議員の定数削減は?
人事院勧告を越える公務員の給与削減は?
天下りの根絶は?
#現役出向は天下りに非ずなんて
#小学生みたいな理屈は通用しないぞ!

『仮免期間も終わり、そろそろ菅カラーを。』
と言っていたと記憶しているが、国民はそんなの
求めちゃいない。
1 年おきに総理大臣が代わるのはどうか?
という人もいるが、バ○が政権に居座り続けるより
絶対にマシだと思うのは自分だけか?w

どうしたら民主党は、日本国民をその
腐った政治から開放してくれるのかなぁ?
お前らが選んだ道だ!と言われればそれまでだけどさ、
国民としては官を総理大臣に選んだつもりは
ないんだけどなぁ。。。

野党が軽くチキンだったから、補正予算は
すぐ否決しちゃったけど、本予算、とりわけ
予算関連法案だけは、ちゃんとやってもらいたい。
当然、民主党の作った予算なんて執行されない
ことが一番だが、最悪でも予算関連法案と引き換えに
衆議院解散までこぎつけてもらいたい。

野党の皆様、頼んまっせ!

そんなこんなで。
では。

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